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インド③

にっしーさん ようこそ。
そうですか、あなたは我が家の荒れた庭を見ていたのですか。どうだ!というほど風情のある庭になったわけではありません。写真を載せるテクニックはまだないので悪しからず。にっしーさんは、広大な土地を手に入れて巨石を配する本格的な庭を構想中と聞きましたが、坪庭だって箱庭だっていいんだからな。(うらやましさがこもっています。笑)

昨年のインドの印象のひとつ。、「マルチスズキ」の車が急速に増えていることに驚きました。日本のスズキとインドの合弁会社が開発した車ですが、国内でシェアを伸ばしているようです。タタ財閥が開発した超廉価の車も話題になっていますがどうなのでしょう。昨年は見た記憶がありません。ただ、日本の技術協力でつくられた地下鉄がニューデリーに開通していました。

国際経済の予測は僕の苦手な部分ですが、第2次世界大戦後のイギリスからの独立以来、外資の導入に規制をして自国内経済を保護してきたインドが、世界市場経済に参入してきた現在、中国と並んで広大なマーケットを有する大国であること、さらに技術の習得と開発を可能にする能力の高さを考えると、世界経済の大きな牽引力になることはそれほど遠い将来ではないと思います。
古くからいわれた世界の3大商人。「ユダヤ商人」「華僑」そして「印僑」。「僑」は本来、国を離れて働く出稼ぎ人という意味ですが、(実際に僕の知り合いのインド人たちは中古車関連やインド料理店経営などで、日本に確かな地歩を固めています)。かれらのヴァイタリティには、かなわないと思わされます。あるインド人は
「わたしたちはマネー(お金)のことではクレイジーになる」と、僕に語ったことがあります。
これまで、世界の経済をリードしてきたアメリカ。アジアにおいては、オバマ大統領にしてもこれからは中国、そしてインドは軽視できない存在であることはまちがいないでしょう。

日本の戦後復興に必要だった鉄。その鉄鉱石はインドのゴアからもたらされました。戦争に負けてボロボロになった日本と、戦後初めて締結された国際条約は「日印友好条約」だったそうです。インディラという象が日本に贈られたのもその友好の証だったのでしょう。

仏教のふるさと。古の仏教者たちがあこがれた天竺、印度。先般、京都の東本願寺を訪れたとき、本堂前の梁を支える柱の腕木に象(ガネーシャ?)があるのを発見しました。ガネーシャはインドは学問・商売の神として人気があります。

by yoyotei | 2009-11-16 23:18  

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