寒波襲来 春到来
一月も残すところ後2日だけになった。日中は寒さに閉じ込められ、店は閑散として客足も途絶えがちだ。
こうヒマだと、「何をしようかな」と思案する。そこで思いついたのが、布で作る「草履(ぞうり)」だ。早速ネットの情報を指南役にして作ってみた。材料は以前インドで買ってきた綿のベッドカバー(テーブルクロス?)などだ。裂けやすい布がいいようだ。
出来上がりの形は不恰好だが、履き心地はすこぶるいい。雪がなければ素足に履いて外歩きでもしたい気分になった。健康にもいいらしい。
もうひとつは「巣箱作り」。これもネットで作り方を検索した。それによると、冬の間に取り付けて小鳥たちの目に触れるようにする。大きさ、安全度、取り付けられた環境などを吟味した小鳥たちが気に入ると、春になって産卵と子育ての場所に選ぶ。大小二つを作って、家の前と裏、ヒマラヤスギの幹に取り付けた。春が楽しみだ。
家に閉じこもる冬場はギター練習の好期でもある。昨年の冬には「MI FAVORITA」をなんとかモノにした。この冬は、かつて何度も中途で投げ出していた「アルハンブラの思い出」に数日前から、再々々挑戦を始めた。
昨年、他界された隣家のEmikoさんが弾いていたギターを息子さんから貰い受けた。もともとはその息子さんが若い頃、手にしていたものだという。家での練習はそのギターを使用する。
スムースにいかないトレモロ奏法、左手の押さえ難さ、かつて何度もギブアップしたが、この冬はどうだろう。
昨年末には土浦のImaiさんから、アルハンブラ宮殿の写真はがきが届いた。これも何かのめぐり合わせだろう。よし!「アルハンブラの思い出」、モノにするぞ。
22日は「市民ネットワーク」の新年会だった。昨年末に「無礼」をした善福寺住職の話を、この日はちゃんと聞いた。
「子どもが生まれたときの第一声オギャアは、みなさんどうかよろしくお願いします、という挨拶なのだ。オギャアをしっかり受け止めなくては」・・・。そういう話だった。
温泉に入って酒を飲んで、語ってまた飲んで・・・。店は定休日。お開きの後は自宅で二次会。
Keikoさんが彼を連れて婚約の報告に来てくれた。我が家の二次会組と合流。二人には、すでに春到来だった。
こちらは店のお客さんと・・・。二人に春が訪れる気配は・・・ないな。
新潟市から泊りがけでやってきた5人組さん。向かって左からOku、Emi、Abi、Tamu、Saori。春になったら寝袋を持っていらっしゃい。待ってるよ。
週末にYumikoさんが、駅前に宿を取って飲む気でやって来た。もちろんバイオリン持参である。驚いたことに「おれは川原の枯れすすき~」を暗譜で弾けるようになっていた。私の指導の賜物(?)である。「枯れすすき」とばかり言っていたら、彼女の母は、「貧しさに負けた~」の「昭和枯れすすき」を連想したという。「船頭小唄」という題名を教えないで「枯~れす~すき」とだけ聞けば「昭和・・・」ということになるかも知れない。彼女の母は私と同い年だ。
Hide,Murata,Morimoto さんら、「常連週末組」、さらにはMurata妹も友人と合流して午前2時過ぎ。みなさんお帰りの後には、化粧ポーチ、手袋、マフラー、いづれも女物が忘れてあった。
天気予報は一週間先まで雪だるま。今週末には、また寒波襲来だそうだ。
by yoyotei | 2012-01-30 05:06