蛸と酒

しんちゃんの友人が蛸人間だと聞いて、萩原朔太郎の詩を思い出しました。タイトルも「蛸」だったと記憶していますが、違うかもしれません。散文詩なので内容しか覚えていません。

水槽の中に一匹の蛸が入れられています。餌を与えられない蛸は空腹に耐え切れず、あるとき自分の脚を食べてしまいます。そして次の日も、また次の日も。蛸は自分の脚を食べ続けます。すべての脚を食べつくしてしまった蛸はどうなったのでしょうか。
詩の結末は、蛸は水槽の中で忽然と消えてしまった、とありました。

「生きるということは、己(おのれ)を喰らうことだ」との、萩原朔太郎の思いが伝わってきます。
重体だった蛸人間さんは、回復されてよかったですね。彼はまだ自分を食いつくしてはいなかったのです。
彼には自分を生きさせる命の糧が貯蔵されていたのでしょう。

酒が飲めなくなった蛸人間にくらべて、どうやらかなりの酒好きらしい洋子さん。
どうぞ、ふらっと飲みにおいでください。夭夭亭は洋風の店ですが、地酒はおいてあります。当地には極上の酒があります。お望みなら濁り酒も用意しますよ。飲み仲間も呼び集めましょう。女性一人だって気にすることはありません。近くには日本海に面した「瀬波温泉」もあります。
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by yoyotei | 2009-11-21 19:55  

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