アフリカ絵画

世界一周をしてきたマヘンドラさんから、アフリカ・マラウイの絵をいただきました。(1枚目)
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 一見して、アフリカの岩壁画を連想しました。
 2枚目は紀元前3,500年から前1、500頃の北アフリカの岩壁画です。
 3,4枚目は南アフリカの、北はタンザニアからザンビアやローデシアを経て、南はケープ・タウンまで、西は南西アフリカから東はインド洋まで分布する岩壁画で、多くはブッシュマンといわれる人たちによって描かれたとされています。しかも、これらの岩壁画は紀元前4,000年頃から比較的近代に至るまで、非常に長い間継続して描かれたと考えられています。
 絵の主題は狩猟、舞踊、戦闘、埋葬、雨乞い、音楽の演奏などさまざまです。
 マヘンドラさんからもらった、マラウイの一枚は戦闘を舞踊化したものでしょうか。浮き立つような高揚感がリズミカルに描かれています。岩壁画時代からの伝統なのか、岩壁画をヒントに現代風にアレンジしたものなのか、布にアクリルで描かれていて、彩色も鮮やかです。

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 画像が取り込めるようになると、こんな比較もできて興味が湧いてきます。

 ブッシュマンといえばかつて映画『ブッシュマン』がありました。飛行機から落とされたコーラの瓶を拾ったブッシュマンたちが、見たこともない忌まわしいものとして捨てに行くという、現代文明をユーモラスに批判したものでした。
 アフリカにはブッシュマンたちによって、描かれた岩壁画が10万点を超えるほど現存しているそうです。しかし、かれらは他のアフリカ人やヨーロッパ人によって、完全に不毛なカラハリ砂漠に追いやられて絶滅の危機にあるようです。アフリカ最古の民族といわれるブッシュマンはどうなるのでしょう。
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by yoyotei | 2010-05-22 20:27  

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